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木製模型「ミゼットⅡ」の紹介

ユニークなデザインのダイハツミゼットⅡを紹介します。
2018年10月の作品
Midget_0a.jpg

Midget_06.jpg

1)ボデーの製作過程
ボディーはシナベニヤをCNC加工して作りました。
CAD設計図のイメージ
Cart_body.jpg

正面
Midget_01.jpg

左側面
Midget_02.jpg

右側面
Midget_03.jpg

後側面
Midget_04.jpg

運転手
Midget_05.jpg

ボディー内部
Midget_Body_Bottom.jpg

2)フレームシャシー
フレームはアクリル板をCNC加工して製作しました。
CAD設計図のイメージ
Cart_Chassis.jpg

上面
Midget_Top.jpg

側面
Midget_Side.jpg

裏面
Midget_Bottom.jpg

動画をご覧ください。




リモコンをWiFiからBLEに通信方法の変更
2019年4月の作品
タイヤがOりんぐではスリップするのでゴムタイヤに変更しました。
WiFiモジュールESP8266-Wroom02をESP32-Wroom32に交換して省電力通信が出来るBLE(BluetoothLE)に
変更しました。変更箇所はソケット式のWiFiモジュール基板を差し替えるだけです。
Midget2_ESP32_2.jpg

コントロール基板の変更
WiFiモジュールESP8266-Wroom02が載っていた18Pinソケット基板にESP32-Wroom32を載せ替えて
ワイヤーラッピング用配線で結線しました。
Midget2_ESP32_1.jpg

元の回路図
Circuit_1.gif

新しい回路図
ESP32-Wroom32のGPIOの数はESP8266-Wroom02比べて多いが、ここで使用するPin数は少ないので
元の18Pinソケット基板に配線替えをするのがとても簡単です。
Midget2_BLE.gif

コントローラー側の変更
Wiiヌンチャクのジョイスティックユニットを使ったWiFiコントローラーのWiFiモジュールを
ESP32と置き換えるだけですが、sketch書き換え用の端子を追加してます。
BLE_Controller2N1.jpg

コントローラー側の元の回路図
Nunchk_TX_Circuit.gif

コントローラー側の新しい回路図
ESP32_BLE_Nunchuk_Control_Circuit.gif




ネットワークカメラを付けてみました。 2018年10月31日追加




by Paradise


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テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

ターンテーブルの製作

作品の展示や動画撮影に便利なターンテーブルを作りました。
2016年10月の作品

小さなステッピングモーターを使い、アクリル板をCNC加工してギアや回転機構を作りました。
回転部分にはベアリングを使わず、アクリル板の滑りの良さを応用した簡単な構造としました。
モーターの駆動回路は簡単なコントローラーをケーブルの先に付け、撮影用カメラと一緒に
手元で回転方向とON-OFF操作が出来るようにしました。
TT-01.jpg

回転機構
ステッピングモータの回転をアクリル板をCNC加工したギアで減速してテーブルを回転させる簡単な構造です。
TT-02.jpg

ステッピングモータ・コントロール基板
単4型充電池4本を電源に昇圧回路で12Vにしてステッピングモータを駆動します。
TT-05.jpg

回路図
NE555を使った簡単な発振回路で可変クロックを作り、ステッピングモータのドライバーモジュール(A4988)を
動かす仕組みです。
turntable_circuit.gif

完成したターンテーブル
直径30㎝の基本テーブルには減速ギアが固定されています。
TT-06.jpg

乗せ換え用テーブル
大きい作品を載せる時に基本テーブルの上に置く45㎝テーブルの裏側にはセンターがズレないように
リブを取り付けて工夫しました。 2枚の乗せ換え用テーブルはグリーンとブルーのフェルトを貼り付けてます。
TT-07.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.28  by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

幼児用玩具SlidingCarの紹介

シナベニヤとコンパネをCNC加工してスロープを折り返して下る
ミニカーのおもちゃを孫へのプレゼントに作りました。

2018年12月の作品

このタイプのおもちゃは世界中で多くのメーカーから販売されてますが、その多くはスライドレールを両側から柱で
挟む4本柱タイプです。これだと柱の部分が邪魔になってミニカーの動きが見難いので、後ろ側の柱を太く丈夫にして
前側の柱を取り去り、ミニカーの動きが良く見えるように工夫しました。
Sliding_Car_1.jpg

設計図
この図面を基にシナベニヤをCNC加工しました。
Sliding_Car_2.jpg

ミニカーの図面
Sliding_Car_3.jpg

スタート台に集合したミニカー
Sliding_Car_4.jpg

ゴールに着いたミニカー
Sliding_Car_5.jpg

ゴール部分は収納を考慮して取り外し式としました。
Sliding_Car_6.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.28  by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

木製(コンパネフレーム)のミニバンドソーを作る

小物部品を切断するのに便利なミニバンドソーが欲しくなり自作しました。
2018年12月の作品

BandSaw_01.jpg

設計
通常はモーターの出力をプーリー等で減速して使いますが、私が使ったモーターはギアモーターなのでギアヘッドの
出力軸に合ったスプロケットギアを選び、これをハブとして使い、駆動ホイールを取り付るシンプルな構造としました。
ミニバンドソーにはプロクソン・リョウビ・ホーザンの各ブランド名で販売されていますが、これらは同じ仕様のOEM
製品の様です。これらに使うブレード(替え刃)は市販されていてネット通販で簡単に入手が可能で、このブレードを
利用することを前提に設計しました。
BandSaw_02.jpg

上部フリーホイール
厚さ15㎜のMDFをCNC加工して作り、前後にベアリングを装着しました。
BandSaw_10.jpg

上部ホイールを固定するためにパネルをアルミ材で補強
BandSaw_12.jpg

上部ホイールの装着
BandSaw_30.jpg

上部ホイールのスライド機構
BandSaw_15.jpg

下部ドライブホイール
厚さ15㎜のMDFをCNC加工して作り、スプロケットギアを応用したハブでモータ軸に固定します。
BandSaw_08.jpg

ギアモータの取り付け
BandSaw_21.jpg

スプロケットギアの取り付け
BandSaw_18.jpg

下部ホイールの装着
BandSaw_19.jpg

上部ブレードガイド
BandSaw_24.jpg

下部ブレードガイド
BandSaw_26.jpg

ワークテーブルの取り付け
BandSaw_28.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.23  by Paradise

テーマ : ハンドメイド
ジャンル : 趣味・実用

梯子下り人形

昔からのはしご下り人形の駒をヒト型人形に替えて作りました。
2017年5月の作品

梯子の材料はシナベニア合板で柱部分は4㎜厚を3枚重ね、台座は12㎜厚です。
収納し易いように梯子の中央で差し込み式の二分割としました。
170512_hashigokudari1.jpg

駒は、体操選手をイメージした子供のデザインにしました。材料はパイン材です。
170512_hashigokudari2.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.26  by Paradise


テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

WiFiリモコンで走るミゼットⅡの紹介

WiFIコントロールの木製模型「ミゼットⅡ」の工作
2018年10月の作品

孫へのプレゼントに木製ボディの自動車模型「ダイハツ・ミゼットⅡ」を作りました。
ユニークなスタイルのミゼットⅡは1996~2001年にダイハツ工業から販売された4輪ミゼットです。
Midget_0a.jpg

シャシーは5㎜厚のアクリル板をCNC加工して作りました。
Cart_Chassis.jpg

シャシー上部にコントロール基板とバッテリーを配置。
Midget_Top.jpg

コントロール基板の回路図
ESP8266 WROOM-02はWiFiレシーバーの他、モータとステアリングのサーボモータを制御してます。
Circuit_1.gif

シャシー下部にDCギアモータとデファレンシャルギア、ステアリング用サーボモータを配置。
Midget_Bottom.jpg

ホイールはシナベニヤをCNC加工して作り、タイヤは油圧用のOリングを使いました。
Midget_Side.jpg

ボディのCAD図面
Cart_body.jpg

塗装前のボディ
Midget_01.jpg

塗装前のボディも同じくシナベニヤをCNC加工して作りました。
Midget_02.jpg

WiFiリモコンの送信機
WiFiリモコンにスマートフォンが使えますが、ここでは子供が使うので専用リモコンにしました。
WiFiモジュールESP8266を使い、Wiiヌンチャクのジョイスティック・ユニットのデーターをWiFi信号に変えて送信します。
Nunchk_TX_Circuit.gif

Wiiヌンチャクのジョイスティック・ユニットを使ったWiFiリモコン
WiFi_Controller.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.23  by Paradise

テーマ : 模型
ジャンル : 趣味・実用

カタカタ・ペンギン

ペンギンの玩具を紹介します。
2017年6月の作品

孫のおもちゃnに梯子下り人形を作りました。 右側の皇帝ペンギンの親子は以前に彫刻した置物です。
カタカタと音を立てながら段違い梯子を下るので、カタカタ・ペンギンと名付けました。
penguin2.jpg

ヒントはYouTubeで見たドイツ・ベック社の梯子下り人形ですが、オリジナルの人型人形から、可愛い皇帝ペンギンの
子供にデザインを変え、さらに簡単に収納が出来るように蝶番を使って梯子板と台座が折り畳み式としました。
penguin6.jpg

梯子板の大きさは、高さ470mm、幅70mm、厚さ10mm、材料は梯子板と台座は共にヒノキ板です。
ペンギンの大きさは高さ60mm、幅63mm、厚さ6mmのヒノキ板です。
penguin4.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.24  by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

ミニレーザーカッターのワークエリア拡大とレーザー光線の遮蔽ケースの製作

ミニレーザーカッターのワークエリアを拡大して専用機に改造
2018年5月

中国製の15W半導体レーザーのセットAS-5を購入したが、ワークエリアが小さく更に付属ソフトが使い難いので、
使い慣れた自作のCNCフライス盤に取り付けてMach3で動かすようしてたが、専用機に改造しました。
LaserCutter01.jpg

改造の元になったミニ・レーザー彫刻機AS-5です。
AS-5.jpg

ワークエリアを拡大したレーザーカッターの機構部
構造材のEU規格V-Slotアルミプロファイルを長さ500ミリに置き換えてワークエリアを約350×350ミリに拡大しました。
これを約600×600ミリ合板の上に組付けました。レーザー光線の輻射光や反射光から眼を守る遮光用カバーを被せて
使用します。
LaserCutter09.jpg

コントロール基板とモータドライブ基板
CNCコントロールソフト「Mach3」を使って動かすため、以前に買ってあったUSBモーションコントローラー「RnR」を
使い、ユニバーサル基板にドライバーICを組み込んだ簡単なモータードライブ回路を制御します。
LaserCutter10.jpg

遮光ケースの蓋を開けたところ
遮光ケースは軽量化のため、12ミリ角檜材の骨格にプラスチック段ボール(プラダン)を両面テープで貼り付ける
構造にしました。 また、外観を白とブルーのツートンカラーにしましたが、レーザー光線が透過しないように内側には
黒のプラダンを貼り付けてます。
遮光ケースはベースの合板と4本のビスで固定してあり、修理や点検の時には容易に着脱できる構造としました。
LaserCutter05.jpg

レーザーユニットとエアーポンプの取り付け
レーザーユニットは元の固定式から蝶ネジを緩めると上下にスライドする方法に改良し、素材の厚さ合わせて焦点距離を
調整する方法を採りました。
レーザーユニットの右上はDC12V仕様のエアーポンプです。レーザー光線照射口の焦点レンズの前にノズルを設け、
ノズル内の気圧を上げて煙や飛沫の侵入を防ぎ、レンズの汚れ対策をしています。
詳細はCNC_ParadiseホームページのNo.45を参照してください。
LaserCutter08.jpg

合板にライオンのイラストを描いた例
切り絵などの細かい切り抜きの場合は素材の上にガラス板を置いて飛び散るのを防いでます。
しかし、ガラスの種類によっては、半導体レーザーでも表面に傷が付く場合があります。
LaserCutter07.jpg

斜め左方向から見たところ
操作パネルと左横手前がインターフェースパネル(USB端子とDC電源ソケット)と吸気口が見えます。
LaserCutter02.jpg

背面には排気用のファン(PCケース用のお古)を設けています
LaserCutter03.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.23  by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その10

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その2をWiFiに改造
2017年8月の作品

ESP8266 WROOM-02を使ってWiFiコントロールに改造した2号機
その2で紹介の2号機の記事と併せてご覧下さい。
ESP8266_BR2.jpg

ATmega328マイコンに替えてWiFiモジュールESP8266 WROOM-02を使ったことにより、回路が簡素化しました。
この2号機はステッピングモータを使わないのでB-ROBOTやYABRのような安定性が望めませんが、安価で
入手し易い模型用ギヤーボックスやWiFiモジュールを使って簡単に倒立ロボットの実験が出来てIoTの
勉強にもなるかと思います。

コントロール基板の回路図
ESP8266_BR.gif

小さなユニバーサル基板に組み込んだコントロール回路
ESP8266_BR1.jpg

コントローラーにWiiヌンチャクを使う場合の回路図
TJ8_Nunchk_TX_circuit.gif

Wiiヌンチャクを改造せずにWiFi化する方法
小さな箱にWiFiモジュールESP8266 WROOM-02と電池を組み込むことにより、手頃なWiFiコントローラーになります。
TJ8_06.jpg

スマートフォンやタブレットを使ってコントロールする方法
コントロール基板のESP8266 WROOM-02のsketchを少し変更することにより、スマートフォン・アプリのTouchOSCを
利用するとスマホなどがWiFiコントローラーとなります。このページに関するsketchなどの詳細はこちらから見れます。
また、WiFiを省電力のBluetooth LE(BLE)に変更したい場合は、テオヤンセンメカニズムを応用した作品 その9 を
参考にして下さい。


動画をご覧ください。


2019.04.22  by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その9

Joop brokking氏企画のYABR(倒立ロボット)を作る
2017年7月の作品

私は、以前に作ったB-ROBOT Miniのフレームや部品を再利用するため、YABRとは外観をはじめマイコンや主要部品が
異なりますが、今迄の倒立ロボット製作の経験から充分に再現性が有ると判断して製作を進めました。
YABRでは、リモコン用にシリアルトランシーバーモジュールを使ってますが、技術適合品ではなく国内では使えません。
そこで、技術適合マークが付いたWiFiモジュールを使い、スマホやタブレットからリモート操作が出来るように変更しました。
YABR_LT_2.jpg

手持ち部品を使うためにマイコンやモータードライバーを変更した回路図です。
YABR_circuit_1b.gif

マザーボードに部品配置した様子(電池台を外した状態)
私はフレーム再利用のために高密度実装しましたが、Joop brokking氏の様に箱型に組むと作り易いと思います。
YABR_LT_3.jpg

YABRのsketch(Sauce)はとても良く出来ていて、バランスが良いのでライントレースにも挑戦しました。
IRセンサーTCRT5000を左右と中央に配置して黒いラインから外れないように自走するライントレース機能を
組み込みました。
YABR_LT_4.jpg

60㎝×90㎝の白い発泡スチロール板に電工用ビニールテープを貼り付けたコースでテストしました。
YABR_LT_1.jpg

動画をご覧ください。


如何でしたか?Joop brokking氏が企画されたYABRの基本Sketchを利用させて頂き、安心して国内で遊べるように
通信方法の変更やライントレース機能を追加しましたが、1ヶ月余しで何んとか発表出来るようになりました。
YABRに興味を持ち製作される方は、最初は基本機能から始め、完動後にライントレース等の付加価値を追加して
ください。 最後までご覧頂き有難うございました。 興味のある皆様の参考になれば幸いです。

2019.04.21  by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その8

フレームから基板までをCNCで加工したB-ROBOT 3号機miniの紹介
2015年10月の作品

B-ROBOT 2号機とB-ROBOT Miniの大きさを比較
mini2_01.jpg

ステッピングモータを一回り小さい39㎜を使いました。
mini2_02.jpg

CNC加工して専用コントロール基板を製作しました。
mini2_04.gif

完成したコントロール基板
mini2_10.jpg

完成したB-ROBOT 3号機 Mini
mini2_17.jpg

B-ROBOT miniの動画をご覧下さい。
小さくてもキビキビと走ります。 操作をTouchOSCのXY-Padを使い指一本で行えるようにしました。


B-ROBOT 2号機とminiの共演ご覧下さい。


Miniの試作機と併せて4台となりました。


2019.04.20 by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その7

安定性抜群!ステッピングモーターを使ったB-ROBOT 2号機の紹介
2015年9月の作品

木製フレームB-ROBOT 2号機の初期モデル
B-ROBOT_21.jpg

B-ROBOT2号機では、オリジナルと同じArduino Leonardo互換機が入手出来たのでこれを使い、WiFiモジュールは
1号機同様に技適証明が付いたESP-WROOM-02を使いました。
B-ROBOT_22.jpg

電源も1号機と同様にカメラ用リチウムイオン電池を使っています。
B-ROBOT_23.jpg

ステッピングモーターも1号機同様にオリジナルマインド社で購入した新古品です。
B-ROBOT_24.jpg

フレームとホイールをアクリル板で作り変えたB-ROBOT 2号機
B-ROBOT_25.jpg

アクリルフレームB-ROBOT 2号機の後ろ側
B-ROBOT_26.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.20 by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その6

安定性抜群!ステッピングモーターを使ったB-ROBOT 1号機の紹介。
2015年9月の作品

 今回はjjrobots社公開のB-ROBOTを国内で購入出来る部品を使って完成させました。
B-ROBOTの特徴は駆動モータにステッピングモータを使っていることで、ギアモータのようなバックラッシュが
無くて安定したコントロールが得られることです。 ここをクリックするとjjrobots社のページを開きます
B-ROBOT_02.jpg

フレームはシナベニヤをCNC加工してムーミンをデザインしてみました。
B-ROBOT_06.jpg

ホイールはシナベニヤをCNCで加工して貼り合わせ、タイヤにはOリング(太さ5.7mm、外径約80mm)を使い、
ホイールとモーターシャフトはアクリル板をCNCで加工したHUBを使って固定しました。
B-ROBOT_08.jpg

木製フレームにステッピングモータを組み込んだ様子。
B-ROBOT_07.jpg

コントロール基板
jjrobots社のオリジナル回路のマイコンをArduino Leonardoがから小型のArduino Pro Microに変更。
WiFiモジュールを電波法の関係で国内では使えないESP-12Eから技術基準適合証明が付いたESP-WROOM-02変更。
B-ROBOT_03.jpg

電源には小型軽量のデジタルカメラ(CANONのLP-6Eの互換品)用7.2V約1800mAhのリチウムイオン電池を使用。
B-ROBOT_23.jpg

動画をご覧ください。
リモコンにはタブレット又はスマートフォンを使ってWiFiで操作します。


2019.04.19 by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その5

超音波自律走行と倒立振子の複合型ロボット2号機の紹介
2015年5月の作品

複合型ロボット2号機の特徴は、駆動モータにロータリー式サーボモータを使った事ですが、駆動トルクは有るが
回転数が低くて倒立時のバランスが難しい等、初期モデルに欠点が有りました。
C2_robot1.jpg

初期モデル 倒立はするがバランスが悪かった!
C2_robot5.jpg

そこで、対策として増速用の40:12ギアをCNC加工して追加しました。
C2_robot4.jpg

増速ギアを追加して完成した複合型ロボット2号機

C2_robot2.jpg

底部に取り付けた倒立補助用サーボモータ
C2_robot7.jpg

回路図
US3sensor_servo_robot.gif

動画をご覧ください。 増速ギアのバックラッシュで少し倒立が不安定ですが、何とかk完成しました!


2019.04.19 by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その4

超音波自律走行と倒立振子の複合型ロボットの紹介
2015年5月の作品



「手動走行・自律走行・倒立走行」3つのモードが使えるロボットです。
マイコン(Arduino)の勉強を始めて約半年、今回は3つの超音波センサーを使い障害物を避けて走行する
ロボットをRCサーボを使い、自動で倒立する複合型のロボットを作りました。
駆動モーターには、タミヤの楽しい工作シリーズ No.168 ダブルギヤボックス 左右独立4速タイプ (70168)を使用。
3mode_robot2.jpg

 今回の目玉は、超音波自律ロボットを赤外線リモコンを使い、ボタン操作一つで倒立するようにしました。     
 倒立開始時は先に転倒防止用補助アームを所定位置へ作動、次にメインアームを作動、バランスポイントまで車体を 
持ち上げて倒立、数秒の安定時間をおいてスタートさせます。                          
 倒立終了時も補助アームを先に動かして後への転倒を防ぎ、次にメインアーム伸ばした後ゆっくりと車体を下げます。
両アーム共に其々のRCサーボモーターよって働き、正確にバランスポイントに止まるように設定してます。      
3mode_robot3.jpg

ロボットの底面に取り付けたサーボモーター及びメーンアームと補助アーム
今回は、3個の超音波センサーを使い、前方と左右斜め前方の障害物を感知して自立走行します。
3mode_robot4.jpg

回路図
US3sensor_tamiya_motor_robot.gif

動画をご覧ください。


2019.04.18 by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その3

Inverted Balancing Robot 3号機の紹介
2015年2月の作品

2号機とほぼ同じですが、以前に通販で購入した中国製の12Vギアモーターを使いました。
何時ものように3㎜厚のシナベニヤをCNCで加工してフレームを作り、ホイールも同じくシナベニヤを貼り合わせて
作りました。 タイヤにはOリング(外径約70mm)を使ってます。
Balancing_Robot-3_1.jpg

コントロール基板の回路図:Arduinoを使わずにユニバーサル基板に上記の回路を手配線しました。
USB-Serial変換部は組み込まずに6Pinソケットを介して外付にしてます。電源はアルカリ乾電池6本の9Vで使ってます。
Balancing_Robot-3.gif

ユニバーサル基板に組み込み、シンプルに出来上がったコントロール基板 (テレビの赤外線リモコンで操作します)
Balancing_Robot-3_3.jpg

動画をご覧下さい。


2019.04.18 by Paradise

テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その2

Inverted Balancing Robot 2号機の紹介
2015年2月の作品

今回はジャイロモジュールにMPU-6050を使い、Webに公開されたスケッチを参考にしてPID制御を用いましたが、
ソフトは初心者なのでハード面を中心に紹介します。
動力部は国内で入手可能な部品を使い再現性を重視、制御部はATmega328PマイコンとモータードライブICを
50mmX72mmのユニバーサル基板に組み込みました。遠隔操作にテレビ用赤外線リモコンの十字キーを使い、
前後左右にコントロール出来るようにしました。
Balancing_Robot-2_1.jpg

何時ものように3㎜厚のシナベニヤをCNCで加工してフレームを作り、タミヤの楽しい工作シリーズのNo.168
ダブルギヤボックスを38.2:1に設定して組み込み、タイヤには楽しい工作シリーズのNo.145ナロータイヤセット
(58mm径)使いました。電源には単3型ニッケル水素電池1.2Vを4個の4.8Vを使います。
Balancing_Robot-2_2.jpg

回路図:Arduinoを使わずにユニバーサル基板に手配線しました。
Balancing_Robot-2.gif

シンプルに出来上がったコントロール基板
Balancing_Robot-2_3.jpg

動画をご覧ください。
1号機に比べスピーディーに動くのが特徴です。


2019.04.17 by Paradise

テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)その1

Inverted Balancing Robot(倒立振子型ロボット)を作ってみました。
2014年12月の作品

マイコン(Arduino)の勉強を始めて数か月、3作目のアイデアを探してWebを検索中に巡り合ったのが
この倒立振子型のロボットです。                                
倒立振子型の作品はWebに沢山出ていますが、私が参考にしたのはinstructablesに投稿された 
ArduinoDeXXXさんの「もう一つの倒立振子(デジタル版)」です。(日本語ページです)     
ハード&ソフトウエア(sketch)の公開と画像や動画を使った詳細な解説により、Arduino初心者にも
解りやすい親切丁寧な優れた製作記事です。 
下がArduino UNOに自作シールド基板を載せて最初に作ったモデルです。
Inverted_Robot_V2.jpg

ArduinoDeXXXさん詳しい解説のお陰で何の苦労もせずに倒立することが出来ました。
(シールド基板やフレームの製作を含めてたった2日間で完成!)
シールド基板にスペースが有ったのでマイコンチップATMega382Pを組み込み、Arduino UNOを取り外しました。
Inverted_Robot_V2_2.jpg

回路図:シールド基板にすべての機能を載せました。赤外線センサーを使ったリモコンで操作します。
Balancing_Robot-1.gif

動画をご覧ください。
動きがぎこちないですが、赤外線リモコンの機能を追加して前後と左右の回転が出来るよう改良にしました。


2019.04.17 by Paradise

テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

自律走行ロボ「チワワ君」

超音波センサーで障害物を避けながら走る車型自律走行ロボを作ってみました。
2014年11月の作品

tiwawa1.jpg

上部フレームにArduino互換機と自作モータードライブのシールド基板、超音波センサー搭載用の
超小型サーボモーターと赤外線リモコン受信用の受光センサーを載せました。(テレビのリモコンで操作します)
tiwawa2.jpg

下部フレームの上部にはモーター用と制御用の乾電池ボックスを2個搭載しました。
tiwawa3.jpg

下部フレームの下部にはタミヤのツインモーターギヤーボックスとボールキャスターを使ったシンプルな設計です。
tiwawa4.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.16 by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

木製Zip Chain Actuatorの製作

木製Zip Chain Actuatorの製作
2017年9月の作品

 私とZip Chainの出会いはテレビ東京系の人気番組、カンブリア宮殿2016年3月31日放送にローラーチェーンの
トップメーカー椿本チエインの長会長が出演されました。番組の中で照会されたZip Chain Actuatorを開発された
技術者の発想が素晴らしくて感銘、そこで何時ものように木製チェーンのスケルトンモデルを作ってみました。
ZCA_01.jpg

 普通のローラーチェンはスプロケットギア―に沿って滑らかに円弧を描いて周りますが、単体ではくにゃくにゃと
方向を変えます。ジップチェーンはリンクプレートをカギ状に加工して対向する二組のチェーンを隙間なく噛み合わす
ことで折れ曲がらない柱状となります。このため、油圧シリンダーや空気シリンダーのような伸縮が出来ます。
 また、シリンダー式の場合はピストンロッドの伸縮長に対してそれ以上の長さのシリンダーが必要ですが、ジップ
チエーンの場合はチェーンを折り曲げて収納するので設置高を低く出来る特徴があります。
実物の説明は椿本チエインのホームページをご覧ください。
ZCA_02.jpg

下の写真のように、噛み合ってない部分は自由に曲がりますが、噛み合った部分は柱状となります。
ZCA_04.jpg

全て噛み合うと一本の柱状になります。
ZCA_05.jpg

ジップチェーンを引き抜いた状態なのでスプロケットの様子が判ると思います。
ZCA_08.jpg

先に使った手持ちのギアーモーターはオーバースペックだったので、新しく小型のギアーモーターを購入して交換。
これに合わせてモータードライブ回路も少し変更しました。
ZCA_10.jpg

アップダウンの操作は、WiFiを使ってスマートフォンからコントロールします。
下記の回路図はモータを小型に変えたのでドライバーユニットをTA7291Pに変更してます。
ZCA_circuit.gif

動画をご覧ください。


2019.04.15 by Paradise

テーマ : 木工
ジャンル : 趣味・実用

マーブルツリー

クリスマスツリーをイメージしたマーブルマシンを作りました。
2016年11月の作品

基部の大きさが直径10㎝の円形で高さが23㎝センチです。基部にステッピングモーターとドライバー回路、
電池ボックスを配置しました。
このマーブルマシンの原理は、らせん状に巻いた真鍮線を使ったコイルが回転するとガイドレールに沿って
ボールが上昇する仕組みを応用したものです。
私はコイルの周りに8本の垂直レール(3㎜径アクリル丸棒)を配置し、コイルが1回転すると最大8個の
ボールが上昇する構造としました。多分8レーンの作例が皆無だと思います。
MableTree1.jpg

画像中央がスパイラルシャフトで、6㎜径真鍮パイプに真鍮線#18をらせん状に巻きつけた物です。
スパイラルシャフトの周りに3㎜径アクリル丸棒を等間隔に8本立てたのが垂直レールです。一番下部に補強を
兼ねたフランジを設け、ここにボウルが通る穴を8か所開けてます。走路から下りてきたボールがフリップフロップ
で振り分けられ、この穴から入りスパイラルコイルにすくい上げられレールの間を再び垂直に上昇します。
MableTree2.jpg

垂直レールの上部にはボールの出口があり、隣り合う2か所のの出口を一つにまとめて走路に導きます。
走路は2種類で10回転ループと11段のジグザグスロープをボールが下ります。
MableTree3.jpg

スパイラルシャフトをステッピングモーターで直結駆動してますが、6㎜径真鍮パイプの内径が約5㎜なので
外径5㎜内径3㎜のABSパイプを入れ子にしてモーターの3㎜軸を挿入し、アクリル板を加工したセットカラーで
空転を防いでます。ここに使ったモーターは秋葉原で数年前に購入したコパル電子の1702型1/12減速タイプです。
MableTree4.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.14 by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

アクリル板で作るマーブルマシンの紹介

アクリル板をCNC加工してMiniタイプのマーブルマシンを作りました。
2016年10月の作品

この作品は4つのマシン(ホイール・ロータリーポンプ・リフトアップ・ジグザグ階段)を一つのトレイに組み込み
一つのハンドル操作で歯車やリンクを介して全てのマシンが連動します。今回はミニサイズなのでビー玉ではなく
6mm径のベアリング球を使いました。また、手回しの他にデモ用にステッピングモータで駆動するようにしました。
ベアリング球が走る走路には、1.6mm径の真鍮線#16をハンダ付けして作りました。
MMM-GR01.jpg

ホイールマシンとフリップフロップ
MMM-Disk1.jpg

ホイールマシンとステッピングモータをトレイに取り付け
MMM-Disk2.jpg

ロータリー式ポンプマシン
MMM-Pump1.jpg

ポンプマシンの取り付け
MMM-Pump3.jpg

カムの回転でリフタ―が上下するリフトアップマシン
MMM-Lift1.jpg

リフトアップマシンをトレイに取り付け
MMM-Lift2.jpg

ジグザクマシン
MMM-Zigzag1.jpg

ジグザクマシンをトレイに取り付け
MMM-Zigzag3.jpg

1.6mm径の真鍮線#16を加工して走路を設置
MMM-Rail1.jpg

全体を上から見たところ
MMM-Rail2.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.13 by Paradise

テーマ : 模型
ジャンル : 趣味・実用

木製マーブルマシンの紹介

ビー玉を転がすマーブルマシンを作りました。
2014年5月の作品

この作品は5つのマシンを一つのトレイに組み、一つのハンドルを回すと歯車や木製チェンを介して全てのマシンが
連動して動きます。 また、ビー玉が走る走路も工夫してビー玉が一部のマシンに偏ることなく転がります。
マシンはハンドルを回す手動操作の他、小型のステッピングモーターで連続して動かす自動モードも設けました。
木製マーブルマシンの正面画像
MM_s1.jpg

ホイールマシン
集合トレイから戻ってきたビー玉が、受け皿からホイール外周の穴(外側に向けた16個の斜め穴)に入り、一番上に
運ばれると出口に設けたフリップフロップにより、次のチエンマシンとポンプマシンへ行く先を振り分けられます。
sMM_wheel2.jpg

チエンマシン
ホイールマシンから走路を通ってビー玉がチエンマシンの下部ポケットに入り、木製チエンの爪に引っ掛かって上部まで
運ばれた後、走路を通ってリフトアップマシンの出口から折り返しスロープを下って集合トレイへ戻ります。
sMM_chen2.jpg

ポンプマシン
一方、ホイルマシンのフリップフロップからポンプマシン下部ポケットに転がったビー玉は、ポンプマシンの上部から
螺旋スロープを下り、更にフリップフロップでリフトアップマシンとジグザグマシンへ振り分けられます。
sMM_pump2.jpg

リフトアップマシン
ポンプマシンのフリップフロップから転がってきてリフトアップマシンのポケットに入ったビー玉は、リフター下部のカムが
1回転する毎にリフターが上下して1段ずつ上って行き、最上段に上ると折り返しスロープを下って集合トレイへ戻ります。
sMM_lift_1.jpg

ジグザグマシン
ポンプマシンのフリップフロップから転がってきてジグザグマシンのポケットに入ったビー玉は、クランクによって
上下運動する可動階段により、ジグザグに移動しながら最上段まで上ると折り返しスロープを下って集合トレイに
戻ります。

sMM_zigzag_1.jpg

集合トレイ
各マシンから戻ってきたビー玉はこのトレイ集まり、ホイールマシンの受け皿に送られて一巡します。
sMM_sara.jpg

動画をご覧ください。



2019.04.12 by Paradise

テーマ : 木工
ジャンル : 趣味・実用

1911年式T型フォード・ロードスターの木製模型を作る

木で作る1911年式T型フォード・ロードスターの製作記
2013年7月の作品

木で自動車を作ってみたくなり、同じ作るなら約100年前に大量生産の礎を築いたT型フォードをと思い
Webで画像やイラストを集め、シナベニヤを主材に1/10サイズの製作を始めました。        
先ずは、シャシーから製作を始めることにしました。主な部品はシナベニヤをCNCフライスで切り抜き
加工しましたが、木で作る関係で細かい部材が実際の縮尺よりも大きくなるのが難点です。     
また、金属類の使用を出来るだけ少なくしましたが、ねじ類、アルミ板や真鍮なども使っています。

置物とし完成した T型フォード1911ロードスター
初期モデルはバッテリーの搭載が無く、エンジンの始動はスターティングハンドルのみで、ヘッドライトはカーバイドを
使ったアセチレンガス灯、サイドランプはオイル式でした。 左側ステップのタンクはアセチレンガス発生器です。
model_T_1.jpg

木材を削ってサイドバルブ式水冷式4気筒エンジンやトランスミッションなども忠実に再現しました。
R_Side.jpg

リーフスプリングを使った前後サスペンションやリジッドアクスルも忠実に再現。
tyukan1.jpg

ステアリングホイールを回すとちゃんとハンドルが切れます。 座席の後ろは横置き型の燃料タンクです。
model_T_6.jpg

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テーマ : 木工
ジャンル : 趣味・実用

木製非円形ギアの紹介

シナべニア合板を使って異なった非円形ギアを組み合わせてみました。
2013年6月の作品

 先に作ったアクリル製の非円形ギアを発展させてハンドルを回すと色んなギアが動くおもちゃです。
ハンドルを回すと木のベベルギアを介し円形ギアで減速した後、遊星歯車を動かします。遊星歯車を 
ロックすると止まってた別のギアが動きます。
woodgeas1.jpg

横から見た様子。 底面に見えるのが遊星歯車です。
woodgeas3.jpg

後ろ側からの様子です。 遊星歯車のロックレバーを入れると後ろ側の歯車が動きます。
woodgeas5.jpg

小学生に見せると、何で!何で!どうして!と興味を示してくれます。
woodgeas7.jpg

動画をご覧ください。


                         
2019.04.11 by Paradise

テーマ : 木工
ジャンル : 趣味・実用

non circular gear(非円形歯車)の紹介

丸くないのに噛み合って回る不思議なギアをアクリル板で作りました。
2013年5月の作品

厚さ5㎜のアクリル板をCNCを使って切削加工しました。加工データーはネットで見付けたDXFを応用しました。
title1.jpg

こちらは四角い形のギアですが、1つを回すと4つのギアが回転します。詳しくは下の動画をご覧ください。
non-circula_Gear1.jpg

こちらは巻貝の形をしたギアで、同様に回ります。
Nautilus2.jpg

こちらは、楕円形のギアです。
crosslink-ellipse_gear1.jpg

動画をご覧ください。



2019.04.11 by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

Wooden Bulldozer

ラジコンで動く木製ブルドーザーの紹介
2012年11月の作品

キャタピラー社のD6R3-LGP型(湿地用)ブルドーザーをモデルに木を使って作りました。
設計図が無いのでキャタピラー・ジャパン社のHPより、PDFカタログをDLして画像から寸法を割り出しました。bull_top.jpg

クローラーリンクの仮組み
bull_1.jpg

フレームの仮組み
bull_2.jpg

フレームにクローラーリンクの組付け
bull_3.jpg

キャビンを取り付け前
bull_4.jpg

組み上がったD6R3-LGP型(湿地用)ブルドーザー
00.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.10 by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

V2 Oscillating Air Engine

アクリル板を使ってV型2気筒空気エンジンを作る
2012年9月の作品

Oscillating Engine(首振りエンジン)は昔スチーム(蒸気)エンジンに用いられた方式ですが、これを応用して
加工性が良い四角いピストンの90度V型エンジンを作ってみました。
OscillatingEngine4.jpg

最初は下の画像のようにマニホールド(給排気路)をビニールホースで配管しましたが、不細工なので次の画像の
ように変更しました。
OscillatingEngine5.jpg

背面パネルを加工して内側に給排気マニホールドを収めました。
OscillatingEngine6.jpg

これにより、外観がすっきりと綺麗に纏まりました。レバーを90度倒すことにより回転方向が変わります。
OscillatingEngine9.jpg

出来上がったV型2気筒空気エンジンは圧縮空気を送り込んで動かします。
OscillatingEngine8.jpg

動画をご覧ください。

  

2019.04.08 by Paradise

テーマ : こんなの作りました♪
ジャンル : 趣味・実用

Wooden Air Engine:木製空気エンジン

掃除機の吸引力を使って木製エンジンを動かす。
2012年9月の作品

YouTubeで見掛けた空気エンジンが面白く、CNCを使ってシナベニヤを加工し作りました。
air_engine.jpg

動画をご覧ください。

掃除機の吸引力を利用してピストンをを動かし、クランクを回す動きが良くわかります。


完成後、小さな空気エンジンを作りたくなり、アクリル板をCNC加工して作ったのが下の作品です。
120906_AE1.jpg

2019.04.08 by Paradise

テーマ : 木工
ジャンル : 趣味・実用

サッカーのサポーターがウエーブを行う人形の紹介

Automata Wave "ウエーブ人形"
2017年5月の作品

 Pinterestの「こんなアイデアはいかがでしょうか?」に3D・CG(コンピュータグラフィックス)を使った
ウエーブ人形が目に留まり、これを実際に木で作ろうと思い立ちました。
 図面の設計から木材の加工・彩色・組み立てまでに8日間掛かりましたが、ハンドルを回すとCGと同様に
サポーター人形がウエーブをすることを確認しました。
Wave1.jpg

設計概略図

wave1.gif

塗装前の人形

Wave3.jpg

動画をご覧ください。



2019.04.08 by Paradise


記事の詳細はホームページ「CNC Paradise」をご覧ください。




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テーマ : 木工
ジャンル : 趣味・実用

テオヤンセンメカニズムを応用した作品を紹介します。その9

以前に作ったWiFi BEESTをBulutooth LE(BLE)に改造しました。
2019年3月の作品

Bluetoothの勉強を兼ねて以前に作ったWiFi BEESTのESP8266-WROOM02をESP32に置き換えてBLEが
使えるように改造しました。
BLE_TJ5.jpg

Bluetoothが使えるESP32に置き換えたドライブ基板の回路図

TJ5_ESP32_BLE_Contorol_Circuit.gif

Bluetoothが使えるESP32に置き換え、新しくなったドライブ基板

BLE_TJ5_PCB.jpg

ESP32とタクトスイッチを使ったBLEリモコンの回路図


ESP32_BLE_Controller_A.gif

ESP32とWiiヌンチャクのユニットを使ったBLEリモコンの回路図

ESP32_BLE_Nunchuk_Control_Circuit.gif

ケースに入れて出来上がったBLEリモコン

BLE_Controller1.jpg

動画をご覧ください。



2019.04.07 by Paradise

テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

テオヤンセンメカニズムを応用した作品を紹介します。その8

駆動にマイクロサーボモータを使ったWiFi Mini BEEST
2016年7月の作品

駆動モータにマイクロサーボSG90をロータリー回転に改造して使い、MiniサイズのBeestを作りました。
本体は2㎜厚のアクリル板をCNC加工して作り、赤外線センサーを左右の前方と斜め前方に設けて
障害物を避けながら自律歩行します。
TJ8_02.jpg

WROOM02モジュールを使った回路図

IRセンサーやサーボモーターを使いましたが、結構シンプルに纏まりました。電源は単4充電池4個です。
TJ8_RX_circuit.gif

Wiiヌンチャクを使ったWiFiリモコン

任天堂のWiiヌンチャクの中にWiFiモジュールWROOM02とリチウムイオン電池を組み込んで専用リモコンを
作りました。
TJ8_04.jpg


WiFiリモコンの回路図

WiiヌンチャクのジョイスティックモジュールとWiFiモジュールはI2C接続なので回路はシンプルです。
TJ8_Nunchk_TX_circuit.gif

Wiiヌンチャクの中に電池とWiFiモジュールに組み込んだ様子

狭いケース内にWiFiモジュールと電池を組み込むのが大変ですが、コンパクトに纏まりました。
TJ8_03.jpg


Wiiヌンチャクの本体を改造せずに使う方法

WiFiモジュールと電池を小さな箱に組み込み、Wiiヌンチャクのリード線と接続すればOKです。
TJ8_06.jpg


完成したWiFi Mini BEEST(後方より)

TJ8_05.jpg


動画をご覧ください。



2019.04.07 by Paradise

テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

テオヤンセンメカニズムを応用した作品を紹介します。その7

ESP8266 WROOM-02を使ったWiFi BEEST
2016年5月の作品

テオヤンセンメカニズムのリンクに曲線を用いて柔らかな感じを出してみました。
IoTの勉強を兼ねてWiFiでコントロールするBeestを作りました。WiFiモジュールにはESP8266を使いました。
TJ5-01.jpg

回路図

モーターには模型工作用の安価なギアモータを使い、モータードライブにはTA7291Pを使いました。
Beest_ESP8266_TA7291P_motorcont.gif

シンプルなドライバー基板

ESP8266はマイコン内蔵なのでとてもシンプルに回路を組めます。ArduinoIDEを使ってsketchを書き込めるのが
便利です。
TJ5-05.jpg

専用リモコンを作る

WiFiを使うとスマートフォンからもコントロール出来ますが、小さな子供でも使えるように専用リモコンを作りました。
WiFi_Cont_02.jpg

専用リモコンの回路図

リモコン側にはタクトスイッチとカメラ用のリチウムイオン電池とESP8266WiFiモジュールを組み込みました。
WiFi-UDP_Control_Circuit.gif

木製ケースに入れて出来上がった専用リモコン

WiFi_Cont_04.jpg


動画をご覧ください。



2019.04.07 by Paradise

テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

テオヤンセンメカニズムを応用した作品を紹介します。その6

12脚歩行ロボットをWind Beestに改造しました。
2014年9月の作品

先に作ったWind BeestをSolar Beestに改造したので、アクリル板で作った12脚ロボットをWind Beestに
作り変えました。
WindBeest2.jpg

動画をご覧ください。



2019.04.06 by Paradise

テーマ : ハンドメイド
ジャンル : 趣味・実用

テオヤンセンメカニズムを応用した作品を紹介します。その5

Wooden Beestを超音波センサーを使った自律型に改造しました。
2014年11月の作品

サーボモータを使って超音波センサーを左右に振り、障害物を感知して避けながら歩くようにしました。
コントロール部の心臓部にATMEG-328Pマイコンを使い、自律歩行と手動操作のモード切り替えや手動操作を
赤外線リモコンを使って行うようにしました。
TJ4_1.jpg

回路図

TJ4-2.gif

小さなユニバーサル基板に回路を組み込みました。

TJ4-3.jpg

動画をご覧ください。



2019.04.06 by Paradise

テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

テオヤンセンメカニズムを応用した作品を紹介します。その4

その1のWind BeestをSolar Beestに改造しました。
2014年9月の作品

風車の部分にタミヤのギアモータを使い、同じくタミヤのソーラーパネル1.5Vを2枚取り付けました。
(前方より)

SolarBeest1.jpg

(後方より)

SolarBeest2.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.05 by Paradise

テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

テオヤンセンメカニズムを応用した作品を紹介します。その3

アクリル板をCNC加工して作った12脚歩行ロボット
2014年9月の作品

テオヤンセンメカニズムを忠実に再現するために脚を増やし、クランクの角度を120度にしました。
この結果、僅かな力を加えることにより滑らかに動きます。 その動きが下の動画で見れます。
TJ3_1.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.05 by Paradise

テーマ : 木工
ジャンル : 趣味・実用

テオヤンセンメカニズムを応用した作品を紹介します。その2

RC WOODEN BEEST
2014年9月の作品
テオ・ヤンセン氏の自然の力で動く思想から外れた邪道ですが、面白い動きが楽しめます。
脚の動きはテオ・ヤンセン・メカニズムそのままですが、タミヤ模型のミニ・ギヤボックスを左右独立して
取り付けました。 構造の基本は先のWIND BEESTと同じです。
RWB02.jpg

回路図
市販の小電力無線通信器を利用したリモコンをテストに使いましたが、国内の認証が無かったので破棄しました。
これは当時の製作記録として記しましたが、その後は赤外線リモコンに改造し、更にWiFiリモコンへと変遷しました。
control1.gif

コントロール基板の様子
小さなユニバーサル基板に組み込んだコントロール基板

RWB2.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.05 by Paradise

テーマ : 電子工作
ジャンル : 趣味・実用

テオヤンセンメカニズムを応用した作品を紹介します。その1

ブログ:野鳥パラダイスから工作のブログを独立しましたので、よろしくお願いします。

Wind Beest
2014年8月の作品
オランダの物理学者で彫刻家のTheo Jansen氏が公表されたメカニズムを応用し、 自作のCNCを使って
シナベニヤ板を加工、私なりに少し工夫を加えました。
動力にサボニウス型風車を採用して風向に関係なく動かす事が出来るのが特徴です。
windbeest1B.jpg

サボニウス型風車はフィンランドのサボニウス氏が1929年に考案され、風力が少なくても安定して
回転するのが特徴です。
TJ1B.jpg

私はシナベニヤとビールの空き缶を使って作りました。
windmill1B.jpg

動画をご覧ください。


2019.04.04 by Paradise

テーマ : 木工
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

CNC_Paradise

Author:CNC_Paradise
木工・彫刻・機械工作・電子工作が
大好きで自作のCNCを使って工作を
楽しんでます。

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